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歴女(レキジョ)と和女子

最近の歴史ブームで、「歴女(レキジョ)」という言葉がよく聞かれるようになりました。

 以下は「新語探検」からの引用です。

歴女 「歴史好きの女子」という意味。『三国志』の登場人物や日本の戦国時代の武将に大きな関心を寄せるので「戦国乙女」ともいわれる。2008年11月に『三国志』の赤壁の戦いを映画にした『レッドクリフ』の公開イベントで『三国志』や幕末に興味をもつアイドルの美甘子(みかこ)を「歴ドル」(歴史好きのアイドル)と名づけたことから、歴史好きの女子を「歴女」とよぶようになったらしい。東京・神田小川町にある雑貨や書籍など戦国時代ものの専門店「歴史時代書房 時代屋」は、06年2月の開店当初は客のほとんどが中高年男性だったが、07年頃から若い女性客が増え始め、いまは約40%が女性客になっているという。歴女登場の背景には『三国志』や戦国時代をテーマにしたゲームや漫画が増え、それらのゲームや漫画に触れたのをきっかけに原作本を読み始めて「歴史通」になる女性が増えてきたと分析される。

【新語探検 著者:亀井肇/提供:JapanKnowledge】

 


 

 以前この連載で書いた「腐女子」や「マニア女子」、そこでも紹介した鉄道オタクの「鉄子」と同様、歴史好きの女の人は、昨日今日現れたわけではありません。

 「女に鉄道は分からない」「女に歴史は分からない」と言う人もいますが、そんなことはありません。

歴女が群がる城や時代ドラマ

 

 歴女が増えたことと関連があるのか、今年のゴールデンウイークも日本の城を訪ねた人の数は、軒並み例年を上回ったそうです。

 歴女が生まれる元となった「レッドクリフ」の原作『三国志』も、「男に語らせるとうるさい」と言われますが、『三国志』には女性の「萌え(注)ポイント」はたくさんあります。

(注)萌え(もえ)
オタク文化が発祥。今はオタク的に「魅力を感じる」ことに使われる。「○○が好き」を「○○萌え」と表現することもある。

 「やっぱり劉備が素敵!」「私は曹操!」と盛り上がるのは、「好きな男のタイプ」というような女性の話題につながりやすいからでしょう。


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