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ゴールデン視聴率、12%必要=民放の生き残りで−テレ朝新社長

2009年6月29日(月)20:03
 テレビ朝日の早河洋社長は29日、社長就任後、初めてインタビューに応じ、テレビの広告収入が低迷する中で生き残るためには、視聴者の多いゴールデンタイム(午後7時〜10時)に「安定的に12%(の視聴率)を取らないといけない」と語った。同社のゴールデンタイムの視聴率は先週が10.7%、先々週が12.4%だった。

 テレビが従来のようにお茶の間で家族全員が集中して見るものではなくなり、広告効果が薄れており、「企業がホームページへの誘導のために使っている」とも指摘。今の市場規模では民放キー局5局体制は多すぎるとの見方もあり、生き残りには視聴率が「2位もしくは2位近辺の上位にいることが絶対条件だ」と語った。過去5〜6年間の視聴率は、生き残れる水準に「たどり着いてきた」が、確実にするには午後7時台と週末の番組強化を課題に挙げた。 

tv asahi|テレビ朝日
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