セブン&アイ 決算は減収減益
大手流通グループ「セブン&アイ・ホールディングス」のことし3月から5月までの3か月間の決算は、消費の冷え込みで、傘下のスーパーやデパートの販売が振るわず、売り上げ、利益とも前の年の同じ時期を下回りました。
「セブン&アイ」が発表したことし3月から5月までの3か月間の決算は、売り上げが1兆2417億円で、前の年の同じ時期に比べて10%減少しました。また、最終的な利益は236億円で、前の年の同じ時期より28%減少しました。これは、傘下の総合スーパーやデパートで、衣料品や家具などの販売が振るわなかったことなどによるものです。一方、東海地方を中心に店舗を展開している「ユニー」は、ことし5月までの3か月間の決算で、スーパーや衣料品専門店の販売の低迷などで、最終的な損益が赤字に転落しました。大手流通各社では、消費の冷え込みが続くなかで、自社で企画した割安なプライベートブランド商品の品数を増やすなど、低価格路線を一段と強化していますが、値下げ競争によって利益をどこまで確保できるかが課題となっています。
2009-07-02 16:55
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