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早河洋社長 記者会見(4月23日)要旨 [/tvasahi]

※視聴率状況について
早河社長:新年度がスタートして3週が経過したところだが、昨日まで、全日、ゴールデン、プライム、プライム2の4つの区分でトップとなっている。ドラマ3本も順調なスタートを切った。1月からの年間ベースでも四冠という流れになっている。しかしまだ4月で、先が長いので、一喜一憂せずにというか、一喜一憂することもあるだろうし、混戦みたいになるかもしれない状況だと思うが、守りに入らずに、55周年記念番組等でアクセントをつけて積極的に競いあっていきたいということだ。
平城取締役: 最新の視聴率状況をご報告する。4月の平均視聴率は、昨日までの時点で、全日が8.1%、ゴールデンが 12.2%、プライムが 12.6 %、プライム2が8.7%と、4区分でトップという状況になっている。2位局とは、全日が0.3ポイント差、ゴールデンは0.7ポイント差、プライムは0.8ポイント差となっている。続いて、年間平均視聴率の昨日までの状況は、全日が8.2%、ゴールデンが12.7%、プライムが13.0%、プライム2が9.1%と、これも四冠をキープしている。日本テレビとの差は、全日はタイで並んでいるが、ゴールデンは0.6ポイント差、プライムは1.0ポイント差になっている。期末期首の4週平均視聴率、3月3週から4月2週までで、全日が8.3%、ゴールデンが13.0%、プライムが13.2%、プライム2が9.3%と、開局以来初めての四冠を獲得することができた。2位局とは、全日が0.2ポイント差、ゴールデンが0.4ポイント差、プライムは0.8ポイント差になっている。期末期首4週での全日トップは開局以来初めて、ゴールデンのトップは2005年秋以来3回目、プライムのトップは、2005年春以来2回目、プライム2に関しては、10期連続のトップとなっている。その四冠の要因としては、「世界フィギュアスケート国別対抗戦2013」が高視聴率を獲得することができた。4月12日の男子フリーが16.8%、13日の女子フリーが17.9%と、こういったところが期末期首四冠、それから、4月2週の週間四冠等に貢献した。続いて、4月スタートのドラマの状況についてご報告する。3本スタートしている。「遺留捜査」水曜日21時枠、初回が14.6%だった。それから、木曜ドラマ「ダブルス~二人の刑事」は初回15.8%と好スタートを切ることができた。また、金曜ナイトドラマ「お天気お姉さん」は2回の平均で11.0%、初回は11.9%と、この枠としては非常にいい数字でスタートすることができた。ちなみに、4月クールの他局も含めた平均視聴率でいくと、「ダブルス」が2位、「遺留捜査」が3位になっている。今後の放送予定を簡単に申し上げる。この後、いくつかスペシャルドラマがある。すでに発表させていただいているが、5月11日、ドラマスペシャル「味いちもんめ」、5月18日、土曜ワイド劇場特別企画「スペシャリスト」と、SMAPの中居さん、草彅さんと、2週連続でスペシャルドラマに出演していただく。そのほか、スポーツでは、いよいよW杯ブラジル大会の出場をかけて、アジア地区最終予選、6月4日にホーム、埼玉で、オーストラリア戦が予定されている。また、6月11日はイラク戦、こういったところが主な編成予定になっている。
※営業状況について
早河社長:3月の営業売上は、タイムが前年比126.5%、スポットが100.5%、トータル110.4%で確定した。タイムは、WBC、サッカーW杯最終予選のヨルダン戦といった大型スポーツ物件が売上に貢献して、前年から大幅なアップになった。スポットは、東京地区が前年水準を下回る結果だったが、テレビ朝日は前年水準を超えたので、地区シェアは0.8ポイントアップの22.4%となった。これは、3月のシェアとしては過去最高で、単月での売上も過去最高を更新している。4月については、タイムが87%+α、スポットが101%+α、営業局トータルでは95%+αで推移している。タイムは、セールス的にはゴールデン、プライムトップを達成したことから順調に推移して、プライムは7年ぶりに完売となった。一方、単発においては、先日の世界フィギュア国別対抗戦がセールスを牽引してくれた。ただ、昨年に比べると、単発の数が少ないために、4月のタイム売上としては、前年を下回る見込みだ。世界フィギュアは高視聴率を獲得して、アドバタイザーに非常に評価していただいた。客席も4日間ほぼ満員という盛況で、当然視聴率も跳ね上がった。12月に福岡で「フィギュアスケートグランプリファイナル」がある。この勢いをつなげていきたいと思う。スポットは、4月に入ってから市場が動き始めて、現時点で前年水準を超えてきている。東京地区は前年の水準に達しない見通しで、必然的に4月のシェアのアップは見込める状況だ。5月については、タイムが97%+α、スポットが75%+α、営業局トータルで85%+αで推移している。タイムは、単発も少なくてプライム帯も完売しているので、残ったアザータイムの空き枠セールスに努力している。昨年水準以上の売上を目指していきたいと思う。スポットは4月同様に、ここにきて市場が動き始めていて、業種としては住宅・建材、サービス・娯楽といった業種が好調の見込みだ。やはり何といっても、ゴールデン、プライムでトップを獲ったことで、アドバタイザー、広告会社からの評価は非常にあがってきていて、5月も引き続きシェアアップして上位局との差をつめていきたいと思っている。
※放送外収入について
藤ノ木常務:イベント関連から。高視聴率番組の「相棒」関連のイベントについて報告する。「相棒」をモチーフとした新感覚の展示・推理アトラクション「相棒展premium2」を開催してきたが、この4月1日石川県金沢市名鉄エムザで終了した。全国8会場で、来場者の合計が13万1000人と好評を博した。このイベントは、入場者が杉下右京が失踪したという前提で、「捜査用の直通電話」という設定の音声ガイドでもたらされる伊丹刑事からの情報を聞きながら、その失踪の謎を解くということで、ドラマで使われた衣装や小道具などの展示物から、それを見つけていくというものだ。2012年3月の「相棒10」最終回のタイミングから巡回展を開始して、名古屋、京都、大阪、広島、金沢では系列局がこのイベントに出資して、ドラマ「相棒」および展示会を系列含めて盛り上げるというイベントとなった。今月28日の日曜日からは新企画として、ホテル椿山荘東京で新たに「体感捜査―相棒解(kai)」という謎解きのミステリーイベントを開催する。前売り券も好調に推移していて番組コンテンツの力、その世界観を大事にしつつ、お客様に楽しんでいただけるイベントとして、ご期待いただきたい。コンテンツビジネス関連を2つご報告申し上げる。1つはゴーちゃん。昨年度のサンリオのキャラクター大賞で9位に入賞したゴーちゃん。だが、4月24日、明日から全国約200のサンリオのショップと、テレビ朝日のショップなどで商品化の展開をすることが決まった。そのゴーちゃん。だが、「ゴーちゃん。GO GO!WEEK」ということでゴールデンウィークの4月27日から5月6日まで、テレビ朝日本社1Fのアトリウムでイベントを行う。ゴーちゃん。は5月5日に地球に来て2歳の誕生日を迎える。もう1つは、番組のフォーマット販売についての報告だ。テレビ朝日のかつての人気番組「炎のチャレンジャー」から生まれた「30人31脚」が、アジアでのフォーマット販売に成功している。これまで中国やタイ、ベトナムでフォーマット販売して実際に放送しているが、この程マレーシアで今年の秋に開催されることになり、アジアで4か国目のフォーマット販売が成立した。特にベトナムに関しては2回目になる大会が行われ、このイベント自体が日本とベトナムの国交樹立の40周年記念の友好年事業として、国で認定された。参加者も100校と昨年から4倍以上に増えて、ホーチミン市内で4月14日に行われた決勝大会には、10校が参加し、この模様はベトナムの地上波放送局の全国放送VTV3で予選から決勝まで放送した。同日、BS朝日でもその模様を放送した。
平城取締役:続いて出資映画3本の状況を報告する。まず3月9日公開の「映画ドラえもん のび太と秘密道具博物館」。昨日まで45日間で観客動員が348万3145名。興行収入が37億8789万円と、前作「のび太と奇跡の島」が過去歴代最高だったが、この36億2000万円を超えて、昨年対比109.6%と、非常に順調な形で推移している。また「相棒シリーズ XDAY」これは3月23日公開で、昨日までで31日間、動員が100万を越えた。100万2054名。興行収入が11億8338万円。前回スピンオフで「鑑識・米沢守の事件簿」の作品対比で171.8%とこれも非常に順調に推移している。それから先週土曜日4月20日に「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル」これを公開したが、昨日までの3日間で21万9276名。興行収入2億4668万円。昨年対比120.1%、一昨年対比119.4%と、先週の週末興業ランキング第2位と、この3作品とも非常に順調に推移しているという状況がある。

以上

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