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テレ朝が豪州戦で狙う「視聴率50%」超え [/tvasahi]

東スポWeb 6月4日(火)11時55分配信

 サッカー日本代表がブラジルW杯出場のかかるアジア最終予選オーストラリア戦(4日、埼玉)にいよいよ臨む。今回は初めてホームで出場権を手にする可能性があるとあって、空前の盛り上がりが予想される。中継局のテレビ朝日も鼻息が荒く、総力を挙げ「世紀の一戦」をアピール。目指すは20年前の米国W杯アジア最終予選イラク戦で記録したW杯予選最高視聴率48・1%を更新する50%超えだというが、果たして思惑通りにいくか――。

 日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(60)が「最大決戦」と位置づけるオーストラリア戦はサッカーファンのみならず、日本国民が熱い視線を注いでいる。

 なかでも鼻息が荒いのはアジアサッカー連盟(AFC)の独占放映権を持ち同戦を中継するテレ朝だ。

「これだけの試合ですから、もちろん視聴率は期待していますね。(最低でも)40%以上は…。さらに『ドーハ』を超えるのも不可能じゃないと考えています」(テレ朝関係者)

 1993年10月28日、米国W杯アジア最終予選(カタール)で日本は、勝てば初出場となる最終イラク戦の終了間際に失点。W杯切符を逃し“ドーハの悲劇”と呼ばれた。平均視聴率はW杯予選では歴代最高の48・1%(テレビ東京、関東地区)を記録。この究極の数字を超えようというのだ。

 ハードルは決して低くないが、今回は期待できる要素が揃っているという。これまで日本がW杯出場を決めた試合はいずれもアウェーか中立地で、ホームで決めれば史上初。しかも今予選では、これまで最終予選6試合中4試合で30%を超えた。オーストラリア戦のキックオフは午後7時30分でゴールデンタイムと状況は整った。

 さらに「FW香川、そしてMF本田の活躍も期待できる」(同関係者)。左足首故障から代表復帰戦となる本田圭佑(26=CSKАモスクワ)、香川真司(24=マンチェスター・ユナイテッド)、長友佑都(26=インテル)の“ビッグ3”が久しぶりにザックジャパンで顔をそろえることも後押しする。

 2005年2月9日のドイツW杯アジア最終予選第1戦の北朝鮮戦で平均視聴率47・2%を記録した実績があるテレ朝では、最高視聴率を打ちたてようと局を挙げて取り組んでいる。

「最近は代表の動向を伝えるメールが社員みんなに毎日回るようになっている。局内にはポスターもすごい数が張られているし、オーストラリア戦一色ですよ。他のスポーツ選手や芸能界の方など各界の著名人に応援メッセージをお願いしているので、これから流していきます」(別のテレ朝関係者)

 すでにロンドン五輪体操金メダリスト内村航平(24=コナミ)や新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(25)が応援メッセージを送っている。

 各番組にも上層部から「厳命」が下されており、ほぼすべての番組で日本代表関連の情報が盛り込まれる。バラエティー番組内でも企画やコーナーで日本代表を取り上げたり、番組出演者も日本代表のユニホームを身にまとったりと、テレ朝全体が決戦モードで「世紀の一戦」をアピール。悲願の50%超えに照準を合わせている。ただ、前哨戦となった5月30日の親善試合ブルガリア戦(日テレ系)の視聴率は関東地区20・3%で、関西地区では15・0%。0―2の敗戦が逆に危機感を高め、視聴者の注目を集める材料となるのか。それとも…。日本代表の5大会連続のW杯予選突破とともにテレ朝も大記録を打ち立てられるか。
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