日大板橋病院、研修医自殺で労災認定・週87時間労働 [NEWS]
日大板橋病院(東京都板橋区)で臨床研修中だった女性研修医(当時26)が昨年4月に自殺したのは「過労でうつ状態になったのが原因」という遺族の主張に基づき、労働基準監督署が労災認定していたことが16日分かった。労働時間は多いときで法定(週40時間)の2倍を超える週87時間に達していた。夜間当直と休日勤務を合わせた「日当直」も年間77回で過酷な勤務が常態化していたという。
厚生労働省によると、2004年4月に始まった現行の臨床研修制度下で、研修医の過労自殺が労災認定されたのは初めて。制度のあり方が問われそうだ。(07:00)
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