自民惨敗37議席、民主躍進60議席・参院選全議席確定 [NEWS]
安倍政権で初の大型国政選挙となった第21回参院選は29日、投開票され、30日朝、全議席が確定した。自民は選挙区、比例代表とも不振。改選64議席から37議席に転落する歴史的惨敗だった。公明も後退して9議席となり、与党は非改選を含め参院で過半数を大きく割り込んだ。民主は60議席に達し、初めて参院第1党に躍進した。安倍晋三首相は引き続き政権を担う意向だが、政権運営は容易ではなく、政局は緊迫の度を深めている。
選挙区73、比例代表48の計121議席を争った。任期は2013年までの6年間。
勝敗のカギを握る29の1人区で、自民は6勝23敗。東北と四国で全敗し、選挙区全体で23議席しか獲得できなかった。岡山では片山虎之助参院幹事長が落選した。(06:07)
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