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【千葉市長選】民主推薦の熊谷氏が当選確実 衆院選へ弾み

 収賄罪で起訴された前市長辞職に伴う千葉市の出直し市長選は14日投開票され、無所属新人で前市議の熊谷俊人氏(31)=民主推薦=が、無所属新人で元副市長の林孝二郎氏(63)=自民、公明推薦=と共産の新人で元市議、結城房江氏(65)の2人を破り、当選を確実にした。熊谷氏は現職市長としては全国最年少の市長となる。

 熊谷氏は早大卒業後、NTTコミュニケーションズ勤務を経て、平成18年に民主党の千葉市議公募に応じて合格。翌19年に市議に初当選。選挙戦では31歳という若さを強調し、「今こそ!みんなの力で、新しい千葉市を!」をキャッチフレーズに、汚職に揺れた前市政からの転換を訴え、民主の支持層や無党派層からの幅広い支持を得た。

 熊谷氏を推薦した民主は、名古屋、さいたま両市に続く、政令指定都市の市長選3連勝を目指し、鳩山由紀夫代表ら党幹部が続々と千葉入り。「千葉からの政権交代を」と訴え、次期衆院選への弾みをつける格好になった。

 


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