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【話題】スガキヤの「ラーメンフォーク」、NY近代美術館で人気爆発

ラーメンのめんとスープを一緒に食べられるよう考案された、スガキヤ(名古屋市)の
「ラーメンフォーク」。芸術的な形が評価され、米国・ニューヨーク近代美術館(MoMA)の
ミュージアムショップの商品に採用された。世界各国からの来館者に大人気で、同館で
3本の指に入る売れ筋商品という。割りばしに代わる「エコ」な商品としても注目されている。

29年に開館したMoMAは、「モダンアートの殿堂」と呼ばれ、ピカソやゴッホらの
超有名作家の作品を一目見ようと、年間数百万人が来館する。館内のミュージアムショップで
売られている商品もすべて、MoMAのお眼鏡にかなった洗練されたものだけが
並べられている。

ラーメンフォークは「Ramen Spoon/Fork」として、08年5月から
1本14ドルで売られている。昨年度は年間12万本以上が売れた「大ヒット商品」という。

スガキヤがラーメンフォークを店舗で使い始めたのは78年。コスト削減と環境への配慮から、
割りばし代わりに導入した。しかし客の割りばし志向は強く、レンゲとしてしか
使われなかったという。そこで06年の創業60周年を機に、さらに使いやすいものに
一新することになった。

製造を担当するノリタケ側から紹介されたのが、東京都内で事務所を開くデザイナー、
高橋正実さん(34)だった。スガキヤを展開するスガキコシステムズの菅木伸一社長から
高橋さんへの注文はただ一つ。「せっかくだから、MoMAに置いてもらえるような
洗練された製品を作って欲しい」だった。

東京で生まれ育った高橋さんは、スガキヤのラーメンを食べたことが無かった。
打ち合わせで名古屋に行くたびに店に寄ったり、自宅で作ったりなど、試食は数十回に上った。
高橋さんが目指したのは「はしで食べるよりおいしく食べられる、新しい概念の食器」。
試作を繰り返し、1年がかりで完成させた。
(後略)
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