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横須賀市長に33歳の吉田氏が当選

横須賀市長選は28日、投開票が行われ、新人の前市議、吉田雄人氏(33)が、現職で2期目を目指した蒲谷亮一(64)、新人の弁護士、呉東正彦(49)(いずれも無所属)の各氏を破り、初当選を果たした。投票率が前回より上がり、無党派層から幅広い支持を受けたのが勝因で、旧自治省(現総務省)出身者による9期36年間の市政に終止符が打たれた。

 投票率は45・22%(前回40・19%)、当日有権者数は34万7763人。

 吉田氏の事務所では、当選確実の知らせが伝わると、「バンザイ」の歓声が響き渡った。吉田氏は「今回の勝利は、横須賀市の皆さん1人1人の勝利。新しい横須賀の街を作っていきたい」と喜びを語った。

 吉田氏は、市長として全国で2番目に若い山中光茂・三重県松阪市長(33)と同年齢。マニフェストを掲げ、駅立ちなどで無党派層に訴える戦法で、主に若い世代に浸透を図った。出身の県立横須賀高校関係者らの支援も得て、初挑戦で市長の座を射止めた。

 蒲谷氏は、小泉元首相が告示直前から2回、応援演説をしたほか、自民、民主、公明、連合系労組などから幅広い支援を受けたが、運動が末端まで行き渡らなかった。蒲谷氏は「厳しい選挙だった。私の考えが浸透しなかった」と語った。

 呉東氏は「市民が主役の市政」を訴え、原子力空母に反対する市民団体、地区労などから支援を受けたが、知名度不足で伸び悩んだ。

2009年6月29日  読売新聞)

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