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LTEつながりやすさドコモ首位 加藤社長「前倒しで加速していく」 [NTTdocomo]

2013.4.26 20:00 (1/2ページ)[携帯電話・スマートフォン]

決算発表の記者会見でLTEについて話すNTTドコモの加藤薫社長=26日午後、東京都千代田区
 最近のスマートフォンの普及にともない、携帯電話各社で激しさを増す高速通信サービス、LTEの「つながりやすさ」競争。LTE後発のKDDI(au)とソフトバンクモバイルに対して、20日に契約数が1200万件を超え、設備投資の強化などでNTTドコモが着実に通信網を整備する中、26日の決算発表の記者会見で同社の加藤薫社長は「基地局の倍増に加え、今年度にいち早く最大速度150Mbpsを開始させ、計画を前倒しで加速していく」と自信をみせた。

 調査会社の日経BPコンサルティング(東京都港区)はこのほど、携帯電話大手3社のスマートフォンを対象にLTEの接続エリアの広さと速度実測調査の結果を公表した。

 各社の主力5機種を使い、全国1188地点で計測した結果、受信できる地点が最も多かったのはドコモで、接続率は97・4%だった。auは95・6%、ソフトバンクモバイルは90・9%だった。地域別で見ると、ドコモは「東北地区」「中国地区」「九州地区」で接続率が100%。カテゴリー別では「ビジネス街」「繁華街」「空港」での接続率が100%と、他社と比較すると接続率が高い結果となった。一方、auは関東圏での接続率が高く、「大学」での接続率が高かった。

 ドコモは国内他社に先駆けて2010年12月にLTEサービスを提供、エリア戦略を加速しており、その結果が出たとみられる。

 スマホにデータを受信する「下り」、送信する「上り」とも平均速度はauの「HTC J」が首位。各社で最も売れている3機種では、ドコモの「Xperia Z」がauとソフトバンクモバイルの「iPhone 5」を上回った。

 調査は3月30日から4月15日まで実施。北海道から九州まで、小売店の売上高や高速道路の通行情報などを参考に、全国の人が多く集まる商業施設やイベント会場、官公庁、学校、駅など1188地点で行われた。

ドコモが26日発表した2012年度決算は、売上高が前年度比5・4%増の4兆4701億円、営業利益は4・3%減の8372億円と増収減益だった。記者会見した加藤社長は「春モデルの発売により競争力は確実に改善の兆しがみられる」と話した。今後は、最先端で安心・使いやすい端末を中心にPRを展開するほか、販売機種を絞り込み主力機種へ資源を集中させ、競争力の向上を目指すという。


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