民主、13年通常国会で年金改革 政権獲得後へ方針
一方、自民、公明の与党は無年金、低年金対策に着目。受給資格を得られる最低加入期間を現行の「25年」から「10年」に短縮する関連法案を10年の通常国会に提出し、成立を期すことを共通公約に盛り込んだ。
民主党は現行制度を抜本的に改め、職業に関係なくすべての人が同じ制度に加入する「一元化」を目指す。収入の15%の保険料を納付し、将来はそれに見合った額を受給する「所得比例年金」に「最低保障年金」を組み合わせる構想だ。
民主党は政権公約には明記しなかったが、今後4年間は消費税の議論はしても税率は引き上げないと表明。この方針が年金改革の制度設計の足かせになる可能性がある。
ソニー、新型PS3を9月に発売 スリム化と値下げを実現
香港で「プレイステーション3(PlayStation3、PS3)」の新型機をプロモーションするモデル(2009年8月19日撮影)。(c)AFP/MIKE CLARKE
【8月19日 AFP】(写真追加)ソニー・コンピュータエンタテインメント(Sony Computer Entertainment、SCE)は18日、家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PlayStation3、PS3)」の新型機を、9月から発売すると発表した。
大幅なスリム化を実現し、本体の厚みは現行モデルの約3分の2の薄さ。120GBのハードディスクドライブ(HDD)を標準搭載するほか、ブルーレイディスクプレーヤーなどの既存機能はそのまま引き継いでいる。
日本国内での希望小売価格は2万9980円。米国では299ドル、欧州では299ユーロで発売される。現行PS3については、HDD80ギガバイトモデルを299ドルに、160ギガバイトモデルを399ドルに、とそれぞれ100ドルの値下げを行う。
PS3は、2006年に鳴り物入りで登場して以来、グラフィックの美しさで他社を圧倒してきたが、米マイクロソフト(Microsoft、MS)の「Xbox360」や任天堂(Nintendo)の「ウィー(Wii)」などに比べ、価格は割高だった。
SCEとしては、低価格の新型PS3コンソールと今後順次発売される有力ゲームソフトを目玉に、年末商戦で攻勢をかける構えだ。(c)AFP
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